精密機器メーカー ディザスタリカバリシステム
コンピュータダイナミックス株式会社(本社:東京都新宿区百人町、代表取締役:坂本 寛、以下コンピュータダイナミックス)
は、StoreAge Networking Technologies 社(本社:イスラエル、ハイファ、 CEO:Eli Shapira、以下StoreAge)のSVM(Storage
Virtualization Manager
)を、プリンタ製造会社様に設置致しました。StoreAgeのSVM(Storage Virtualization Manager)は、各社
のSANストレージを仮想的に合体させてひとつの大型ストレージとして管理できる製品です。しかも単に合体させるだけでなく、
元のストレージを超える機能・性能・信頼性を提供しようとする発想の製品です。
背景:
プリンタ製造会社の事業所はその大半が某県に集中しています。その某県ではマグニチュード7を超える大地震が予測されて
いるため、地域会社や企業の地震対策が急務とされています。
事業の柱となる情報画像機器の開発業務はIT依存度が高いため、大地震に際しては、業務が停止するだけでなく、ともすれば
情報資産全体を損失してしまいかねません。そんな危機感の中で、ディザスタリカバリ計画がスタートしました。
◎ディザスタリカバリシステムの検討
システム方式の検討に際して、以下のポイントを重視しました。
1、データ退避先の選定
ディザスタリカバリ目的でデータを持ち合う場合、できるだけ拠点間の距離を長く取る必要があります。プリンタ製造会社の場合
某県内の事業所が広域災害時に共倒れする心配があったため、業務データの退避先に北海道の事業所が選ばれました。
2、安全高速なデータ転送
予算が限られた中で、数テラバイトにも及ぶ業務データを毎日同期する仕組みが必要です。また経路から情報漏洩にも配慮
しなければなりません。それをBフレッツとSVMによって解決しました。
3、遠隔地でのシステム復旧
業務データの退避先にITスタッフを常駐させずに済ませるため、長野から遠隔操作できる仕組み、リモート保守できる仕組みを
準備しました。
Bフレッツ回線で遠隔ミラーリング
SVMのミラーリングは、FC-IPプロトコルではなく、IPプロトコルを利用してデータを同期するタイプです。このため安価・広帯域
なBフレッツ回線とのマッチングも最高です。
高効率で安全な差分同期方式
業務データの同期を取る際に、変更されたファイルだけを転送するのが一般的な差分複製ですが、SVMのMulti Mirrorは変更
されたブロックだけを転送します。この方式はファイル単位の転送に比べて高速で、なおかつ経路からの情報漏れに対しても
より安全です。今回のケースでは、更に Flet's
グループアクセスを組合して、よりセキュアなデータ経路を確保しました。
システム統合しやすい管理・監視インターフェース
SVMによるストレージ構成管理、状態管理は、WEBインターフェースで現実されています。そのため遠隔地のSVMと通信する
経路に制約が多い場合であっても、比較的柔軟に操作手段を確保することができます。また WEB インターフェースの他にも、
強力なコマンドライン言語を装備しているため、より高度なシステムインテグレーションが可能です。
リモート保守契約による人件費削減
今回のケースでは、北海道にITスタッフを常駐させないことが条件となっていたため、リモート操作を含めた遠隔地オンサイト
契約を弊社と結び、障害発生時に迅速対応できる体制をご提供いたしました。 |