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ファイル共有システムの構築

コンピュータダイナミックス株式会社(本社:東京都新宿区百人町、代表取締役:坂本 寛、以下コンピュータダイナミックス)
は、StoreAge Networking Technologies 社(本社:イスラエル、ハイファ、 CEO:Eli Shapira、以下StoreAge)のSVM(Storage
Virtualization Manager )を、関西ペイント株式会社 平塚開発センター、東京事業所、名古屋事業所、尼崎事業所に設置
致しました。StoreAgeのSVM(Storage Virtualization Manager)は、ストレージ製品を集中管理するだけでなく、個別のストレージ
製品以上の機能・安全性を提供しようという発想の製品です。また一方で、他社競合製品とは比較人ならないほど、オペレー
ションコストを抑えることができます。さらに、リモートミラーリング機能を活用することで、離れた拠点に安全かつ確実にデータ
を送信することが出来ます。

背景:
発端は各事業所で保有している情報の共有化を行なう際、各事業所の老朽化に加え、バックアップがサーバのデータをテープ
メディアに落とすだけの単純なものであったため、増大する容量に対応しきれないことが、問題となったためです。さらに災害
対策も完全ではなく、データの損失の危険が認識されました。

システムは各事業所に独立した形態であったため、地区内でシステムが完結しており、要求を満たすためには、各事業所を
結ぶネットワークの確立が不可欠となりました。

◎大規模ファイル共有システム構成の構築へ

サーバの老朽化は新型に切り換えることで容易に対応できますが、データの共有化までには至りません。そこで平塚の開発
センターをデータセンター化し、各事業所のデータを集約し、リモート管理も行う、全国規模のファイル共有システム構築の検討
を 開始しました。これならば、テープメディアの保管に比べ、容易にデータを遠隔地に保管できます。

まず、各事業所にNAS(Network Area Storage)を設置する案が浮上しました。しかし、ここでNASを災害対策として使う場合の
欠点が浮上してきました。これはNASに限らず、災害対策ソリューションのほとんどがそうであるように、リモートサイトにも全く
同じシステムを導入しなければならない、ということです。これではコストという言葉とは無縁になり、永久に高価な特定ベンダ
の製品を購入し続けねばならないジレンマに陥ります。

災害対策にかけるコストは、近年見直されつつあるとはいえ、もともと危機管理意識に低い日本企業ではそれほど大きな予算
を獲得することは難しいのが現状です。関西ペイント様も同じ状況で、高価な製品を購入し続ける事は、許されませんでした。
かといって安価な製品ではアクセス負荷の問題もあり、容易に選択するわけにはいきません。

◎NASとの決別、SVMによる低コスト高性能なシステムの構築

ここでNASという考えをいったん捨て、改めてシステムの設計を行なったところ、最終的にSVMに軍配があがりました。これまで
NASで問題となっていた、高コスト体質をマルチベンダや、わずか1UのSVMアプライアンスによるリモート管理の実現により、
解決しました。市場に流通している安価で信頼性の高い製品を、マルチベンダサポートのSVMなら手軽にチョイスできるため、
進化の早いコンピュータ製品を的確な時期に購入できます。

また、災害対策においてもSVMは非常に安価に構築できます。SVMのアプライアンスはギガビットイーサのポートを備えている
ため、これをLAN(もしくはWAN)に接続するだけです。リモートサイト側にもSVMのアプライアンスを備える必要はありますが、
サーバは備える必要はなく、FCスイッチとRAIDさえあれば災害対策サイトは完成です。

マルチベンダのため、FCスイッチ、RAIDは比較的安価な製品で構成することが出来ます。また、SAN(Storage Area Network)
はNASと比較しても一体型ではないため、各部に冗長性を持たせることができるので、結果的にシステム全体の稼働率を
引き上げます。ブロック単位の転送は安全かつ確実に遠隔サイトへデータを送信します。